PoseToki · クロッキーの練習法

1分で重心を見る:骨盤と支持脚をつなぐ

立ち姿が不安定に見えたら、頭の大きさを直す前に重さがどこへ落ちるかを見ます。PT001の写真で肩・骨盤・両足を比べると、静かなポーズにも小さな傾きと均衡があると分かります。

2026年10月2日更新

片手を腰に当て、左右の脚の位置を変えて立つ服を着た人物
PT001・立ち姿。肩の線、骨盤の線、二つの靴の接地点を分けて見ます。

描く前に見つけたい三つの点

  1. 両肩を結ぶ線を薄く引きます。頭が傾いていても、肩まで同じ角度とは限りません。
  2. 左右の腰の高さとズボンの腰線を比べ、骨盤の傾きを探します。胴体を一つの四角形に固定しないでください。
  3. 両方の靴が床に触れる場所を印します。胴体の軸と足の位置から、どちらの脚が重さを多く受けているように見えるか考えます。

参考写真は PoseToki のために AI で生成した画像です。人体構造の正解としてではなく、観察練習の題材として使ってください。

同じ写真を三つの時間で描く

  1. 30秒

    頭・骨盤・両足の四点を置き、骨盤から支持脚へ下りる線を引きます。外形は閉じません。

  2. 1分

    肩線と骨盤線を加え、角度を比べます。支持脚をやや強く、バランスを取る脚を軽く描き分けます。

  3. 3分

    胸郭の厚み、膝の向き、靴と床の接触面を足します。最後に上半身から下ろした仮の垂線が床のどこへ届くか確認します。

よくある間違いと直し方

両脚を同じ太さ・同じ重さの柱として描くと、立ち姿が硬くなります。一方を主な支持軸、もう一方をバランスを補う軸として区別しましょう。写真だけで足裏の圧力は測れません。足と骨盤の位置を根拠に、納得できる見え方を作るための仮説です。

別のポーズで試す

低い台に片足を置き、バランスを取る服を着た人物
PT015・台に足を置く瞬間。支持面の高さが変わると骨盤と膝の向きも変わります。

床と台の上面を高さの異なる二本の水平線で示します。台の足と床の足をつなぐとき、脚を無理に同じ長さにせず、膝がどちらへ曲がるか見ましょう。漫画のコマでは台を一度隠し、それでも人物が高い場所へ踏み出すように読めるか試してください。

描いた後の確認

  • 足と床の接地点は写真と合っていますか。
  • 肩線と骨盤線を無意識に平行にしていませんか。
  • 上半身から下ろした垂線は支持面の近くに届きますか。

練習室で試す

練習室で1分・5ポーズを選び、毎回まず両足の接地点を印します。最初の一組は支持と傾きだけを見直し、次の一組で脚の長さを整えましょう。

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